2011年1月31日月曜日

1月31日   実はわたしも…

「毎晩ぎんの前で会社のグチをこぼしていたからストレスで体調を崩したのかな?」
と妻が心配している。
「そんなアホな。そんなこと猫にわかるわけないやろ」
そう自分自身に言い聞かせるように答えた。
毎晩わたしも妻のグチをぎんに聞かせていたからだ。

1月31日   実はわたしも…

「毎晩ぎんの前で会社のグチをこぼしていたからストレスで体調を崩したのかな?」
と妻が心配している。
「そんなアホな。そんなこと猫にわかるわけないやろ」
そう自分自身に言い聞かせるように答えた。
毎晩わたしも妻のグチをぎんに聞かせていたからだ。

1月31日   ちょっとまし?

 朝、ケージから出したら、部屋の中を走って往復し、バケツにも飛び乗った。バケツから飛び下りた後もあまり脚を引きずっている様子もない。なんとなく後ろ足の運びがぎこちないが、もともと「10cmヒールを履いたおねえさん」のような足取りだったから、こんなものかもしれない。

 少し回復したのではないかと期待したいが、楽観したあげくにまた失望するのはもう嫌なので、心配し続けることにしたい。ここで安心して運動を許したら、また落下や転倒で逆戻りする可能性もある。念のため床は滑りやすいウレタンのマットは撤去して薄いコルクマットだけにした。階下の部屋には音が響くかも知れないが、ぎんの脚がかかっているので許してもらおう。 面倒くさいけどキャットタワーも一時撤去したほうがいいかもしれない。
 
 下痢は続いており、きょうも砂を全取り替え。ただし、きょうは底にこびりついていなかったので、少しましだったのかも知れない。
 

1月31日   ちょっとまし?

 朝、ケージから出したら、部屋の中を走って往復し、バケツにも飛び乗った。バケツから飛び下りた後もあまり脚を引きずっている様子もない。なんとなく後ろ足の運びがぎこちないが、もともと「10cmヒールを履いたおねえさん」のような足取りだったから、こんなものかもしれない。

 少し回復したのではないかと期待したいが、楽観したあげくにまた失望するのはもう嫌なので、心配し続けることにしたい。ここで安心して運動を許したら、また落下や転倒で逆戻りする可能性もある。念のため床は滑りやすいウレタンのマットは撤去して薄いコルクマットだけにした。階下の部屋には音が響くかも知れないが、ぎんの脚がかかっているので許してもらおう。 面倒くさいけどキャットタワーも一時撤去したほうがいいかもしれない。
 
 下痢は続いており、きょうも砂を全取り替え。ただし、きょうは底にこびりついていなかったので、少しましだったのかも知れない。
 

2011年1月29日土曜日

1月29日  あいかわらず

 あいかわらず元気のないぎん。
 でもきょうは、檻の二階の窓から右手をつっこんでトイレの掃除をしていたら、肩にぴょんと飛び乗って外に出てしまった。よほど出たかったようだ。

 肩まで60センチぐらいはあるので、ちょっとは元気出てきたかと期待したが、でも、飛び出した後は歩きまわるだけ。走らないしバケツの上にも飛び乗らない。それを見ていると痛々しくて悲しくなるけど何をしたらいいのか分からない。ちょっと走ると、その拍子に左後ろ脚を引きずるようになる。たぶんそれが痛いので走るのをやめてしまったのだろう。

 外出から帰っても鳴いて呼ばなくなってしまった。大人になったのだと思いたいが、そうではないような気がする。

 下痢はきのうのように激しくはないが、その傾向は続く。
 きょうはお昼前に一度しただけ。軟度もきのうほどではないようで、飛び散りがやや少なくトイレの底にはドロドロの大きな塊が形成されていた。二つ合わせるとかなりの量になる。ウンチの質は、モンプチが臭く緩くなって出てきたような感じだった。

1月29日  あいかわらず

 あいかわらず元気のないぎん。
 でもきょうは、檻の二階の窓から右手をつっこんでトイレの掃除をしていたら、肩にぴょんと飛び乗って外に出てしまった。よほど出たかったようだ。

 肩まで60センチぐらいはあるので、ちょっとは元気出てきたかと期待したが、でも、飛び出した後は歩きまわるだけ。走らないしバケツの上にも飛び乗らない。それを見ていると痛々しくて悲しくなるけど何をしたらいいのか分からない。ちょっと走ると、その拍子に左後ろ脚を引きずるようになる。たぶんそれが痛いので走るのをやめてしまったのだろう。

 外出から帰っても鳴いて呼ばなくなってしまった。大人になったのだと思いたいが、そうではないような気がする。

 下痢はきのうのように激しくはないが、その傾向は続く。
 きょうはお昼前に一度しただけ。軟度もきのうほどではないようで、飛び散りがやや少なくトイレの底にはドロドロの大きな塊が形成されていた。二つ合わせるとかなりの量になる。ウンチの質は、モンプチが臭く緩くなって出てきたような感じだった。

2011年1月28日金曜日

1月28日   行き過ぎやろ

 今朝のぎんは下痢をしていた。トイレは丹念に掻き回され、細かく砕けた便が砂全体にまんべんなく散らばっていた。砂を全換えした妻は「まるで宇宙みたい」と下痢糞を星に例える余裕を見せた。
 
 私が出かけて後を引き継いだが、またしばらくすると下痢をして「糞の宇宙」をつくり出した。じっくり見ると、たしかにハッブル宇宙望遠鏡で見た銀河団のようにも見える。
 
 それを片付けて、ケージを掃除していたら、なにかニャニャニャニャと訴え始めた。トイレを返してみたらさっそくおしっこをした。その砂をとっているとまた訴える。返すと、さっそくウンチをした。ブブブブブッと下痢をする。
 
 早く仕事を切り上げて帰宅しないと、トイレが銀河団になっているかもしれない…

1月28日   行き過ぎやろ

 今朝のぎんは下痢をしていた。トイレは丹念に掻き回され、細かく砕けた便が砂全体にまんべんなく散らばっていた。砂を全換えした妻は「まるで宇宙みたい」と下痢糞を星に例える余裕を見せた。
 
 私が出かけて後を引き継いだが、またしばらくすると下痢をして「糞の宇宙」をつくり出した。じっくり見ると、たしかにハッブル宇宙望遠鏡で見た銀河団のようにも見える。
 
 それを片付けて、ケージを掃除していたら、なにかニャニャニャニャと訴え始めた。トイレを返してみたらさっそくおしっこをした。その砂をとっているとまた訴える。返すと、さっそくウンチをした。ブブブブブッと下痢をする。
 
 早く仕事を切り上げて帰宅しないと、トイレが銀河団になっているかもしれない…

2011年1月27日木曜日

1月26日  出た!

 こんなに幸せな気持ちになったのは久しぶりだ。もういちかばちか、本当におしりの穴をなめてやろうかと考えていたところだった。ぎんがトイレに入った。おしりを持ち上げたままかがんでいる。
やった!と躍り上がりたかった。だが気を散らすと引っ込んでしまうかも知れないので、慎重に声を抑えて喜んだ。

 腰と尾がふるふるふるっと小刻みに震えてる。なかなか出ない。息を呑んだ。
 次の瞬間にプリ、プリ、と円い糞が転げ出るのが見えた。 もっと出せ!がんばれ! 
 またふるふると尾が震えた。今度はもっと長く立派な糞が落ちた。その調子! 
 さらに二つの長い糞が落ちるのが見えた。
 臭い!臭い! 臭いのがこんなにうれしいなんて!

 どれぐらい腸内の便がなくなっただろう。これらは順調に出るだろうか。

1月26日  出た!

 こんなに幸せな気持ちになったのは久しぶりだ。もういちかばちか、本当におしりの穴をなめてやろうかと考えていたところだった。ぎんがトイレに入った。おしりを持ち上げたままかがんでいる。
やった!と躍り上がりたかった。だが気を散らすと引っ込んでしまうかも知れないので、慎重に声を抑えて喜んだ。

 腰と尾がふるふるふるっと小刻みに震えてる。なかなか出ない。息を呑んだ。
 次の瞬間にプリ、プリ、と円い糞が転げ出るのが見えた。 もっと出せ!がんばれ! 
 またふるふると尾が震えた。今度はもっと長く立派な糞が落ちた。その調子! 
 さらに二つの長い糞が落ちるのが見えた。
 臭い!臭い! 臭いのがこんなにうれしいなんて!

 どれぐらい腸内の便がなくなっただろう。これらは順調に出るだろうか。

2011年1月26日水曜日

1月26日   また出ない

 また昨日ウンチが出なかった。あれだけ揉んでやったのに。食欲がないのと便秘はどちらが先なのだろうか。親猫になったつもりでおしりを舐めてやったら出るだろうか。

 深刻に心配しているのに妻は「中年のオジサンにおしりの穴舐められるなんて特別料金もらわんといややんな。なあ、ぎんちゃん」などと言っている。

 はやく元気になって困るぐらいウンチをしてくれ。

1月26日   また出ない

 また昨日ウンチが出なかった。あれだけ揉んでやったのに。食欲がないのと便秘はどちらが先なのだろうか。親猫になったつもりでおしりを舐めてやったら出るだろうか。

 深刻に心配しているのに妻は「中年のオジサンにおしりの穴舐められるなんて特別料金もらわんといややんな。なあ、ぎんちゃん」などと言っている。

 はやく元気になって困るぐらいウンチをしてくれ。

1月25日    またまた後悔

 これはすでに「忘れたい過去」に属する出来事だ。だが、記録としての質を保つために書かなければならない。
 いっこうに脚のよくならないぎんを別の獣医に連れて行った。これまの医師は、できの良くない二代目が高い金を払ってようやく私学の獣医学科を出たという感じ。体育会系で威勢はいいけど、知性派の客には向かない人だ。こんどの獣医は院長と副院長が東大獣医学科、もう一人も国立大の出身ということで、これまでとは違う獣医療が期待できそうだと思ったが、結論から書こう。

期待はずれだった。
 
東大とちがう国立大の先生が担当となった。脚を触診。するとぎんが手に噛みつこうとした。そしたら「うわっ」とあわてて手を引っ込めた。その姿が小学生ぐらいの子どものようで情けなかった。
それでエリザベスカラーをつけられてしまった。診察室を歩かせて様子を見るが姿勢の低い探索歩きでうまく脚の悪さがわからない。カラーがついているからちゃんと歩けないし。
  
 エックス線を撮ったが骨に異常はなし。細い骨盤のくぼみに、小さな大腿骨が、ぴったりはまっているところがかわいらしい。膝関節も妙なところはない。ただ腸には便がぎっしり詰まっている様子が映っていた。

 医師は「異常がないのでどうしたらいいのかわからない。お腹が張っていて動きがヘンなのかも知れないということしか思いつかない。便を掻き出したみてたらどうか」という。便を出したらすっと歩けるようになってぎんも私たちも幸せ……なんてことになったらどんなにいいか。心の底で本当はそんな可能性はゼロだよこのヤブ医者!と考えながらも、もしそうだったらどんなにいいか、という現実逃避の誘惑に負けてしまった。「おねがいします」と言ったことをどんなに後悔しているか。
 
 待合室まで響き渡るぎんの悲鳴が聞こえた。ああ、しまった、と思った。
診察室に呼ばれると、ペットシートの上に、血の混じったわずかな便がのっていた。これだけしか出ませんでした。血は暴れたときに腸が傷ついたからで自然に治るレベルだと思います。「思います」ってあんた無責任な。かわいそうなぎんは足元に置かれたケージに静かに横たわっている。許してくれ。

 連れて帰って腹を揉んでやったら、少しだけウンチをした。でも血液混じりの粘液も出た。

 すこし部屋を歩いて床に横たわったぎんは、眠そうに目を閉じて動く元気もないみたいだ。そろそろ出社しないといけないので体の下に手を入れて持ち上げた。実を捩って四つんばいになるかと思ったら、ぎんは体を硬直させたまま。横になった姿勢のまま持ち上げられた。意外な形で支えたその体は、鳥の死がいのように硬くて軽かった。ぎんの僅かな重みが手を伝わり、悲しみとなって胸の中に流れ込んできた。

1月25日    またまた後悔

 これはすでに「忘れたい過去」に属する出来事だ。だが、記録としての質を保つために書かなければならない。
 いっこうに脚のよくならないぎんを別の獣医に連れて行った。これまの医師は、できの良くない二代目が高い金を払ってようやく私学の獣医学科を出たという感じ。体育会系で威勢はいいけど、知性派の客には向かない人だ。こんどの獣医は院長と副院長が東大獣医学科、もう一人も国立大の出身ということで、これまでとは違う獣医療が期待できそうだと思ったが、結論から書こう。

期待はずれだった。
 
東大とちがう国立大の先生が担当となった。脚を触診。するとぎんが手に噛みつこうとした。そしたら「うわっ」とあわてて手を引っ込めた。その姿が小学生ぐらいの子どものようで情けなかった。
それでエリザベスカラーをつけられてしまった。診察室を歩かせて様子を見るが姿勢の低い探索歩きでうまく脚の悪さがわからない。カラーがついているからちゃんと歩けないし。
  
 エックス線を撮ったが骨に異常はなし。細い骨盤のくぼみに、小さな大腿骨が、ぴったりはまっているところがかわいらしい。膝関節も妙なところはない。ただ腸には便がぎっしり詰まっている様子が映っていた。

 医師は「異常がないのでどうしたらいいのかわからない。お腹が張っていて動きがヘンなのかも知れないということしか思いつかない。便を掻き出したみてたらどうか」という。便を出したらすっと歩けるようになってぎんも私たちも幸せ……なんてことになったらどんなにいいか。心の底で本当はそんな可能性はゼロだよこのヤブ医者!と考えながらも、もしそうだったらどんなにいいか、という現実逃避の誘惑に負けてしまった。「おねがいします」と言ったことをどんなに後悔しているか。
 
 待合室まで響き渡るぎんの悲鳴が聞こえた。ああ、しまった、と思った。
診察室に呼ばれると、ペットシートの上に、血の混じったわずかな便がのっていた。これだけしか出ませんでした。血は暴れたときに腸が傷ついたからで自然に治るレベルだと思います。「思います」ってあんた無責任な。かわいそうなぎんは足元に置かれたケージに静かに横たわっている。許してくれ。

 連れて帰って腹を揉んでやったら、少しだけウンチをした。でも血液混じりの粘液も出た。

 すこし部屋を歩いて床に横たわったぎんは、眠そうに目を閉じて動く元気もないみたいだ。そろそろ出社しないといけないので体の下に手を入れて持ち上げた。実を捩って四つんばいになるかと思ったら、ぎんは体を硬直させたまま。横になった姿勢のまま持ち上げられた。意外な形で支えたその体は、鳥の死がいのように硬くて軽かった。ぎんの僅かな重みが手を伝わり、悲しみとなって胸の中に流れ込んできた。

2011年1月25日火曜日

1月24日夜  ますます悪化

 トイレの砂を変えようとしたらぎんがケージから飛びだした。左足が前に出ぅ、かなり具合が悪い様子だ。ケージ内をくるくる歩き回っているときは、狭いから背中を丸めているのだと思っていたが、どうも脚が痛いから曲げているようだった。元気もない。代わってやりたい。
 。

 ひとつだけいいことがあったのは3日ぶりにウンチをしたこと。オイオイと呼ぶので部屋をのぞくとはげしくj臭かった。少し柔らかめで、トイレの底にもこびりついていた。

1月24日夜  ますます悪化

 トイレの砂を変えようとしたらぎんがケージから飛びだした。左足が前に出ぅ、かなり具合が悪い様子だ。ケージ内をくるくる歩き回っているときは、狭いから背中を丸めているのだと思っていたが、どうも脚が痛いから曲げているようだった。元気もない。代わってやりたい。
 。

 ひとつだけいいことがあったのは3日ぶりにウンチをしたこと。オイオイと呼ぶので部屋をのぞくとはげしくj臭かった。少し柔らかめで、トイレの底にもこびりついていた。

2011年1月24日月曜日

1月24日    こらえてくれよ~

 脚が良くならないのでケージに閉じ込めることに。監禁したらさぞ騒ぐだろうと思っていたら、妙に静か。かわいそうになるぐらい大人しい。やっぱり調子悪いんだなあと思い知った。
 
 ただ「ねこ元気」は食べている。炎症を抑えるステロイド剤を入れたのも1缶平らげたし、さきほど午前3時半に鳴き始めたので、もう1缶与えたら一息に全部食べた。、なぜかヒルズのドライは食べなくなったけど、猫缶なら食べることがわかって、ひと安心した。

 餌を一気に食べたのでお皿を下げて部屋を出て行ったら、しばらくしてまた鳴き始めた。それで仕方なくケージの隣でブログを書いている。普段はケージの中から人を見ると「出せ!出せ!」と鳴くが、きょうはケージの隣に座ると静かになった。「ぎん、我慢できるか?」と聞いたら「ニャ」と言った。「イヤ」にも聞こえた。「いやか?」と尋ねたらこんどは「イヤ~」と言った。すまん。我慢してくれ。

 それ以後は静か。ケージ3階で横すわりしている。キーボードをたたく音が聞こえたら必ず机の上に飛び乗って横たわるか立ちはだかるかしに来るが、きょうは立ち上がりもせず静かに聞き耳を立てている。さっきごそごそ音がしたので覗いたら、あごを床に直接をおいて目を閉じていた。夢を見ているんだろうか。そこに僕は出てくるだろうか。隣にいることぐらいしかできんけど許して。

1月24日    こらえてくれよ~

 脚が良くならないのでケージに閉じ込めることに。監禁したらさぞ騒ぐだろうと思っていたら、妙に静か。かわいそうになるぐらい大人しい。やっぱり調子悪いんだなあと思い知った。
 
 ただ「ねこ元気」は食べている。炎症を抑えるステロイド剤を入れたのも1缶平らげたし、さきほど午前3時半に鳴き始めたので、もう1缶与えたら一息に全部食べた。、なぜかヒルズのドライは食べなくなったけど、猫缶なら食べることがわかって、ひと安心した。

 餌を一気に食べたのでお皿を下げて部屋を出て行ったら、しばらくしてまた鳴き始めた。それで仕方なくケージの隣でブログを書いている。普段はケージの中から人を見ると「出せ!出せ!」と鳴くが、きょうはケージの隣に座ると静かになった。「ぎん、我慢できるか?」と聞いたら「ニャ」と言った。「イヤ」にも聞こえた。「いやか?」と尋ねたらこんどは「イヤ~」と言った。すまん。我慢してくれ。

 それ以後は静か。ケージ3階で横すわりしている。キーボードをたたく音が聞こえたら必ず机の上に飛び乗って横たわるか立ちはだかるかしに来るが、きょうは立ち上がりもせず静かに聞き耳を立てている。さっきごそごそ音がしたので覗いたら、あごを床に直接をおいて目を閉じていた。夢を見ているんだろうか。そこに僕は出てくるだろうか。隣にいることぐらいしかできんけど許して。

1月24日   どうしたもんか

 どうも脚がよくならない。獣医に経過を報告するように言われていたので電話したら当直の看護師にあたる人が出た。様子を説明したら、ステロイド剤を打ったのに痛みがひどくなるのはおかしい。明日エックス線を撮って血液検査をするからこれますか? という。血液検査は食欲不振のためだろうか。例の苦い胃薬も、飲ませるようにトライせよという。
 
 どうして餌食いが少し落ちていることにそんなにこだわるのだろう。脚が痛いから食べないのかもとか、発情だからかも、というくせになぜ苦い胃薬を出して無理やり飲ませようとするのか分からない。

◇説教好き
 看護師にあたる人は「お薬をのめるようにしておかないと、重い病気になったらぎんちゃんの命にかかわることもあるんですよ」と脅す。命にかかわる病気が飲み薬で治るというのはどれぐらいあることなんだろう。この人は前に下痢をしたとき電話で相談したら「いろいろなものが食べたい人間とは違うんですよ。猫ちゃんはそういう動物じゃないんです」と言って、と威張った人だ。

◇聞いてくれよ 
 だいたいこの病院は「親切で丁寧で飼い主のことを考える。医師や看護師全員で話し合って治療を進める」と謳うが、本当か。説明の量はたしかに多い。だがほとんどはくどい説明。簡潔に話せる内容を、わざわざまわりくどく説明しているだけのように思える。症状の聞き取りも問診票に沿ってYES、NOに近い回答を求められる。問診票を埋めることばかり熱心で、飼い主がこれは聞いてほしいと思って話すことは、ほとんど聞かない。わずかに聞いたことも実際に治療する人に伝わっていなかった。ほぼ一方通行といっていい。 
 問診と診察と治療に時間が長い。1回診てもらいに行くと2時間半はかかる。このことを丁寧と言っているのかもしれない。

◇清潔か
 ぎんが泡を吹いておしっこをちびったときも、周囲にキムタオルはおろかティッシュやキッチンペーパーさえなくて、べとべとのまま何分も放置されたようだが、これでいいのだろうか。ほかの動物が出した体液や糞尿は適切に清掃されているのだろうか…。院内感染はないんだろうか。徒歩1分の便利な病院なのに残念だ。

 かかりつけになれば急病のときに診てくれるそうなので、そのとき応急処置をしてもらうために付き合っておいて、あとは「おかげさまで良くなりました!」と言って他の病院に行くのがいいかなと思い始めている。 

1月24日   どうしたもんか

 どうも脚がよくならない。獣医に経過を報告するように言われていたので電話したら当直の看護師にあたる人が出た。様子を説明したら、ステロイド剤を打ったのに痛みがひどくなるのはおかしい。明日エックス線を撮って血液検査をするからこれますか? という。血液検査は食欲不振のためだろうか。例の苦い胃薬も、飲ませるようにトライせよという。
 
 どうして餌食いが少し落ちていることにそんなにこだわるのだろう。脚が痛いから食べないのかもとか、発情だからかも、というくせになぜ苦い胃薬を出して無理やり飲ませようとするのか分からない。

◇説教好き
 看護師にあたる人は「お薬をのめるようにしておかないと、重い病気になったらぎんちゃんの命にかかわることもあるんですよ」と脅す。命にかかわる病気が飲み薬で治るというのはどれぐらいあることなんだろう。この人は前に下痢をしたとき電話で相談したら「いろいろなものが食べたい人間とは違うんですよ。猫ちゃんはそういう動物じゃないんです」と言って、と威張った人だ。

◇聞いてくれよ 
 だいたいこの病院は「親切で丁寧で飼い主のことを考える。医師や看護師全員で話し合って治療を進める」と謳うが、本当か。説明の量はたしかに多い。だがほとんどはくどい説明。簡潔に話せる内容を、わざわざまわりくどく説明しているだけのように思える。症状の聞き取りも問診票に沿ってYES、NOに近い回答を求められる。問診票を埋めることばかり熱心で、飼い主がこれは聞いてほしいと思って話すことは、ほとんど聞かない。わずかに聞いたことも実際に治療する人に伝わっていなかった。ほぼ一方通行といっていい。 
 問診と診察と治療に時間が長い。1回診てもらいに行くと2時間半はかかる。このことを丁寧と言っているのかもしれない。

◇清潔か
 ぎんが泡を吹いておしっこをちびったときも、周囲にキムタオルはおろかティッシュやキッチンペーパーさえなくて、べとべとのまま何分も放置されたようだが、これでいいのだろうか。ほかの動物が出した体液や糞尿は適切に清掃されているのだろうか…。院内感染はないんだろうか。徒歩1分の便利な病院なのに残念だ。

 かかりつけになれば急病のときに診てくれるそうなので、そのとき応急処置をしてもらうために付き合っておいて、あとは「おかげさまで良くなりました!」と言って他の病院に行くのがいいかなと思い始めている。 

2011年1月23日日曜日

1月23日    脚

 ますます悪化しているように見える。引きずる足が左右逆になった。なぜか。かばっていて痛めたのかな。かなり痛そう。ケージに入れてみたが、ストレスがたまって砂掻きばかりするのでかえって脚によくないような気がする。月曜にもいちど獣医かな。でも怖い記憶があるしな。

1月23日    脚

 ますます悪化しているように見える。引きずる足が左右逆になった。なぜか。かばっていて痛めたのかな。かなり痛そう。ケージに入れてみたが、ストレスがたまって砂掻きばかりするのでかえって脚によくないような気がする。月曜にもいちど獣医かな。でも怖い記憶があるしな。

1月23日未明   脚

 どんなときに脚を引きずるかが、ようやく確かめられた。やはり推測どおり、後肢で立ち上がった姿勢 = FIg.2 = になった後だ。特にジャンプしなくてもこの姿勢で立ったあとは脚の、どうやら付け根が痛むらしい。だからどうしたらいいかは分からないのだが。

1月23日未明   脚

 どんなときに脚を引きずるかが、ようやく確かめられた。やはり推測どおり、後肢で立ち上がった姿勢 = FIg.2 = になった後だ。特にジャンプしなくてもこの姿勢で立ったあとは脚の、どうやら付け根が痛むらしい。だからどうしたらいいかは分からないのだが。

2011年1月22日土曜日

1月22日  泡をふいた…

 脚の不調と赤はげの治療で動物病院につれていった。
 触診では、骨や脊椎に明らかなけがはなく、脊椎反射も正常だったという。ただ触れるといやがる場所がたくさんあるので、多発性の炎症の可能性もあるという。ぎんはもともと人に触れられたくない猫なので嫌がっているのではないかと思う。だが、右前足だけは抵抗せず触診させたという。多発性ではなく右前足だけ故障があって感じなくなっているのではないか。

 「食も細っている」と医者にいったら、脚の痛みをとる抗炎症剤と一緒に胃薬を飲ませることに。エサに混ぜる、または上あごに塗るのだという。優先順位は明らかに「抗炎症剤>胃薬」だから、胃薬をプラスすることで本来大切な抗炎症剤まで飲まなくなったらバカバカしい。そういう可能性はないかと訊くと、胃薬は苦いからあり得るという。
  
 私はここで仕事に向かったが、交代した妻によると、看護師にあたる人が胃薬を上あごに塗ったら、ものすごく嫌がり、あわをぶくぶくふくぶく吐いて薬を吐き出したという。オシッコも漏らした。ダウンジャケットにべったり付くぐらい多量だったそうだ。「もう嫌だと覚えたので、この方法ではとうぶん薬を飲まないと思う」と医者。あんたらがやったんやろ! それで、これからはエサに薬を混ぜることになった。それはええけど、歯みがきがようやく少しできるようになったのに。もうこれできっと口を開けないだろう。どうしてくれる。
 
 苦しそうなぎんの姿を見て、妻は(がらにもなく)ショックを受けて夕食もたべずに寝てしまった。書物には「医者」という言葉を聞いただけで姿をくらませる猫の話がいくつも書かれているが、果たして本当にそんなことがあるのだろうかと疑っていた。だけど今は信じる。猫たちは病院でああいう目に遭っていたのか。

 ぎんも次からはキャリーを見たら姿を消すかもしれない。悪いことをした。今日は床の上で一緒に寝てやるかな…。

1月22日  泡をふいた…

 脚の不調と赤はげの治療で動物病院につれていった。
 触診では、骨や脊椎に明らかなけがはなく、脊椎反射も正常だったという。ただ触れるといやがる場所がたくさんあるので、多発性の炎症の可能性もあるという。ぎんはもともと人に触れられたくない猫なので嫌がっているのではないかと思う。だが、右前足だけは抵抗せず触診させたという。多発性ではなく右前足だけ故障があって感じなくなっているのではないか。

 「食も細っている」と医者にいったら、脚の痛みをとる抗炎症剤と一緒に胃薬を飲ませることに。エサに混ぜる、または上あごに塗るのだという。優先順位は明らかに「抗炎症剤>胃薬」だから、胃薬をプラスすることで本来大切な抗炎症剤まで飲まなくなったらバカバカしい。そういう可能性はないかと訊くと、胃薬は苦いからあり得るという。
  
 私はここで仕事に向かったが、交代した妻によると、看護師にあたる人が胃薬を上あごに塗ったら、ものすごく嫌がり、あわをぶくぶくふくぶく吐いて薬を吐き出したという。オシッコも漏らした。ダウンジャケットにべったり付くぐらい多量だったそうだ。「もう嫌だと覚えたので、この方法ではとうぶん薬を飲まないと思う」と医者。あんたらがやったんやろ! それで、これからはエサに薬を混ぜることになった。それはええけど、歯みがきがようやく少しできるようになったのに。もうこれできっと口を開けないだろう。どうしてくれる。
 
 苦しそうなぎんの姿を見て、妻は(がらにもなく)ショックを受けて夕食もたべずに寝てしまった。書物には「医者」という言葉を聞いただけで姿をくらませる猫の話がいくつも書かれているが、果たして本当にそんなことがあるのだろうかと疑っていた。だけど今は信じる。猫たちは病院でああいう目に遭っていたのか。

 ぎんも次からはキャリーを見たら姿を消すかもしれない。悪いことをした。今日は床の上で一緒に寝てやるかな…。

1月21日   脚

 ブログに記録を書こうとしているのを察知すると巣からのそのそ出てきて、1.2mほど離れたところに転がって眠りそうになりながら様子を見ている。この距離感てなんだろうか。自分のこと書かれてるのが分かっているのか。脚はまだときどき引きずっている。はげは赤みが引いていたが、目の上のあたりは明らかにほかより赤くなっている。あしたは病院につれていかないと。どうなるやら。薬を塗るとき、目に近い部分(赤い部分)にさしかかると激しく抵抗する。目に近い部分だから嫌なのか、赤くなっているから嫌なのか。家も仕事も悩みが多くて、いちにちのうち通勤電車で本を読む32分間だけが自分の時間。

 そういえば18日に病院に行ったとき、体重を量ったらハーネスの取り付金具を胸に巻いたままで3.12kgだった。忘れてた。でも数値を思い出しただけで立派。
 
 もう丸くなって眠ってるようだ。でも耳は立っている。

1月21日   脚

 ブログに記録を書こうとしているのを察知すると巣からのそのそ出てきて、1.2mほど離れたところに転がって眠りそうになりながら様子を見ている。この距離感てなんだろうか。自分のこと書かれてるのが分かっているのか。脚はまだときどき引きずっている。はげは赤みが引いていたが、目の上のあたりは明らかにほかより赤くなっている。あしたは病院につれていかないと。どうなるやら。薬を塗るとき、目に近い部分(赤い部分)にさしかかると激しく抵抗する。目に近い部分だから嫌なのか、赤くなっているから嫌なのか。家も仕事も悩みが多くて、いちにちのうち通勤電車で本を読む32分間だけが自分の時間。

 そういえば18日に病院に行ったとき、体重を量ったらハーネスの取り付金具を胸に巻いたままで3.12kgだった。忘れてた。でも数値を思い出しただけで立派。
 
 もう丸くなって眠ってるようだ。でも耳は立っている。

2011年1月21日金曜日

1月20日   脚

 まだ治っていないようだ。ネズミ遊びでほんのわずかしジャンプしたら、そのあと右脚を引きずって歩いたので中断した。いまも一人で走り回っては、ときどき私の腰と膝にタッチして遊びに誘ってくる。けど脚のことを考えるとなあ。

1月20日   脚

 まだ治っていないようだ。ネズミ遊びでほんのわずかしジャンプしたら、そのあと右脚を引きずって歩いたので中断した。いまも一人で走り回っては、ときどき私の腰と膝にタッチして遊びに誘ってくる。けど脚のことを考えるとなあ。

1月20日   ねこ元気

 仕事の帰りにスーパーに寄った。餌食いの細っているぎんに1つだけ買ってあった猫缶をやったらはぐはぐはぐはぐと息もつかずに食べた、と、きのう妻が言っていたのを思い出した。きょうもやってみるかなと思ってメールした。
猫缶    「ぎんが食べたやつ、なんて名前やった?」 
Re:猫缶 「ねこ元気」
ねこ元気という文字をみたらうまく理解できなくて、したがって説明もできない涙がうすく滲んだ。

帰宅して与えたら、はやりはぐはぐはぐはぐと食べた。でもきょうは半分だけだった。

1月20日   ねこ元気

 仕事の帰りにスーパーに寄った。餌食いの細っているぎんに1つだけ買ってあった猫缶をやったらはぐはぐはぐはぐと息もつかずに食べた、と、きのう妻が言っていたのを思い出した。きょうもやってみるかなと思ってメールした。
猫缶    「ぎんが食べたやつ、なんて名前やった?」 
Re:猫缶 「ねこ元気」
ねこ元気という文字をみたらうまく理解できなくて、したがって説明もできない涙がうすく滲んだ。

帰宅して与えたら、はやりはぐはぐはぐはぐと食べた。でもきょうは半分だけだった。

2011年1月20日木曜日

1月19日  はげ具合

 深夜3時過ぎ、ぎんのこめかみに薬をぬろうとしたら、また左右とも湿疹様の赤い斑点ができていた。夕方の報告では左だけに観察されたというから、そのあとに右も掻いたのだろう。いずれもこれまでで最も広い範囲だ。治るのか不安になってきた。「勝手に薬をやめると難治性の皮膚炎になることも」という獣医の言葉が怖い。もっと薬の回数を増やさないといけなかったのだろうか。抗生物質の使い方は難しい。

 塗布のあとネズミで遊んだが、きょうもジャンプしないのは後肢が痛むからか。
 

1月19日  はげ具合

 深夜3時過ぎ、ぎんのこめかみに薬をぬろうとしたら、また左右とも湿疹様の赤い斑点ができていた。夕方の報告では左だけに観察されたというから、そのあとに右も掻いたのだろう。いずれもこれまでで最も広い範囲だ。治るのか不安になってきた。「勝手に薬をやめると難治性の皮膚炎になることも」という獣医の言葉が怖い。もっと薬の回数を増やさないといけなかったのだろうか。抗生物質の使い方は難しい。

 塗布のあとネズミで遊んだが、きょうもジャンプしないのは後肢が痛むからか。
 

1月19日  いない!

 いちおうまだ仕事している時間に妻からすごい勢いで電話。「帰ったら、ぎんの部屋のドアが開いてて、驚いて探し回ったら、ドアが閉まったベッドルームの中にいた。どうして?」という。
 知らん。
 ぎんがドアを開けてベッドルームに入って中からドアを閉めてしまったんっだろう、と言ったが信じてもらえない。私がドアを閉め忘れて出かけたのだという。
 ぎんがドアノブに足をかけてカチャカチャいわせてるのは何度も見ているし、ドアが少しでも開きかけたら左手をこじ入れてスイーーっと全開にしてしまうのもわかっている。二つの技を組み合わせればドアを開けるのも不可能ではないと思うが、その説は採らないらしい。
 ぎんがドア開けを再現してくれると期待したが人がいるとやらないらしい。 

 いつベッドルームに移ったのかわからないが、寒くて水もトイレもなくて、不満だったに違いない。
羽毛布団が無事だったのは優秀だと言うしかない。おわびに猫缶を開けてやったら犬のようにがっついて平らげたという。食欲はあるんだ…。


←どっちでもええやんか。腹がふくれてタワー最上段でくつろぐ

1月19日  いない!

 いちおうまだ仕事している時間に妻からすごい勢いで電話。「帰ったら、ぎんの部屋のドアが開いてて、驚いて探し回ったら、ドアが閉まったベッドルームの中にいた。どうして?」という。
 知らん。
 ぎんがドアを開けてベッドルームに入って中からドアを閉めてしまったんっだろう、と言ったが信じてもらえない。私がドアを閉め忘れて出かけたのだという。
 ぎんがドアノブに足をかけてカチャカチャいわせてるのは何度も見ているし、ドアが少しでも開きかけたら左手をこじ入れてスイーーっと全開にしてしまうのもわかっている。二つの技を組み合わせればドアを開けるのも不可能ではないと思うが、その説は採らないらしい。
 ぎんがドア開けを再現してくれると期待したが人がいるとやらないらしい。 

 いつベッドルームに移ったのかわからないが、寒くて水もトイレもなくて、不満だったに違いない。
羽毛布団が無事だったのは優秀だと言うしかない。おわびに猫缶を開けてやったら犬のようにがっついて平らげたという。食欲はあるんだ…。


←どっちでもええやんか。腹がふくれてタワー最上段でくつろぐ

2011年1月18日火曜日

1月18日  3度目

 深夜、ぎんを3度目の病院に連れて行った。
 9時過ぎに帰宅して、ぎんに薬をぬろうと留守番部屋をのぞいたら、15日未明の着地失敗の直後のように右後ろ脚を引きずって歩いている。10時半ごろ夜もやってる動物病院に連れて行った。エックス線は夜間なのでとれなかったが、触診してもらったところ骨に異常はなさそうだということ。安心したが、じゃあなんなんだ、ということになる。腱を痛めることもまれにあるらしいが。

 あいかわらず食が細いのもきになるところ。チャームポイントのマッチョな肩がすこし細くなったような気がする。

 タクシーに乗るたびに思うのだが、運転手のオジサンたちは猫が好きだ。
 乗りこんだとたん決まってニャーニャー鳴き始めるので恐縮してしまうが、みんないろいろやさしい言葉をかけてくれる。
 昨夜、病院に行くときも、運転手さんに「ネコちゃん病気?」と聞かれた。足を痛めた話をすると、同情してわざわざUターンをして病院の真ん前につけてくれた。でもそこはU禁だったので、パトカーに見つかってしまった。申し訳ないことをした。
 帰りの運転手さんは大川総裁みたいな感じで、黙っているとコワいかもしれないと思う人だったが ぎんの甘い声にすっかりやられてたようで「ネコ甘えてるねー」と言う。病院の帰りだからほっとしてるんじゃないですかね、と答えると「そうだろそうだろ、その声は甘えてるもんな」とうれしそうだった。

1月18日  3度目

 深夜、ぎんを3度目の病院に連れて行った。
 9時過ぎに帰宅して、ぎんに薬をぬろうと留守番部屋をのぞいたら、15日未明の着地失敗の直後のように右後ろ脚を引きずって歩いている。10時半ごろ夜もやってる動物病院に連れて行った。エックス線は夜間なのでとれなかったが、触診してもらったところ骨に異常はなさそうだということ。安心したが、じゃあなんなんだ、ということになる。腱を痛めることもまれにあるらしいが。

 あいかわらず食が細いのもきになるところ。チャームポイントのマッチョな肩がすこし細くなったような気がする。

 タクシーに乗るたびに思うのだが、運転手のオジサンたちは猫が好きだ。
 乗りこんだとたん決まってニャーニャー鳴き始めるので恐縮してしまうが、みんないろいろやさしい言葉をかけてくれる。
 昨夜、病院に行くときも、運転手さんに「ネコちゃん病気?」と聞かれた。足を痛めた話をすると、同情してわざわざUターンをして病院の真ん前につけてくれた。でもそこはU禁だったので、パトカーに見つかってしまった。申し訳ないことをした。
 帰りの運転手さんは大川総裁みたいな感じで、黙っているとコワいかもしれないと思う人だったが ぎんの甘い声にすっかりやられてたようで「ネコ甘えてるねー」と言う。病院の帰りだからほっとしてるんじゃないですかね、と答えると「そうだろそうだろ、その声は甘えてるもんな」とうれしそうだった。

2011年1月17日月曜日

1月17日  謎のアレルゲン

 夜、薬を塗った。終わった後でゲンタマイシンの容器が床に転がった拍子に、ぎんがその周辺を嗅ぎまわった。そのときクシュンとくしゃみをした。それからしばらくしてまたクシュンクシュンとやった。くしゃみがおわると今度は右の耳の穴とハゲ部分を掻き始めた。あわてて手で足を押さえたら、振り払ってまた掻き始めた。これまでになく執着がある。何度か押さえたら、叱られていると思ったらしくて、掻きそうになった足を途中でとめたりしていた。
 肝心なのは、何を吸ってくしゃみをして痒くなったかだ。

1月17日  謎のアレルゲン

 夜、薬を塗った。終わった後でゲンタマイシンの容器が床に転がった拍子に、ぎんがその周辺を嗅ぎまわった。そのときクシュンとくしゃみをした。それからしばらくしてまたクシュンクシュンとやった。くしゃみがおわると今度は右の耳の穴とハゲ部分を掻き始めた。あわてて手で足を押さえたら、振り払ってまた掻き始めた。これまでになく執着がある。何度か押さえたら、叱られていると思ったらしくて、掻きそうになった足を途中でとめたりしていた。
 肝心なのは、何を吸ってくしゃみをして痒くなったかだ。

2011年1月16日日曜日

1月16日 ジレンマ

 足はほどんど異常ないように見えるが、遊びのノリが悪いのと、ときどき右後ろ脚を舐めることがある点が気になる。もっと遊び疲れさせれば頭をかくことも少なくなるかもしれないと思うが。なかなかネズミにくいついてこないの嫌になる。私が草臥れ果てており、家の中を片付けることができないのも、埃によるアレルギーの危険性と運動不足によるストレスを増大させていてるのは分かっているが。休日はだるくて何もする気がしないからどうしようもないが、ハゲた猫もみたくない。

1月16日 ジレンマ

 足はほどんど異常ないように見えるが、遊びのノリが悪いのと、ときどき右後ろ脚を舐めることがある点が気になる。もっと遊び疲れさせれば頭をかくことも少なくなるかもしれないと思うが。なかなかネズミにくいついてこないの嫌になる。私が草臥れ果てており、家の中を片付けることができないのも、埃によるアレルギーの危険性と運動不足によるストレスを増大させていてるのは分かっているが。休日はだるくて何もする気がしないからどうしようもないが、ハゲた猫もみたくない。

2011年1月15日土曜日

1月14日   着地失敗 

 蜻蛉のおもちゃで遊んでやった。
遊び疲れたあと一休みすると、とつぜん興奮気味に部屋の隅から駆け寄ってきて、私の眼の前で大きく二度跳ねあがった。

  二度目は特に高く舞ったが、踏み切りで足を滑らせてバランスを崩したようで、体を斜めにしたまま1秒間ほど宙を飛んでドスンと着地した。そう悪くはないように思えたが、降りたあとは私に一瞥もくれずワイヤシェルフの下の寝床に戻って行った。しかも右後ろ脚を浮かせるようにかばって歩いている。
 
「折れたか!」と焦りが全身を駆け抜けた。近所の病院はしまってる。東池袋は23時までだ。こないだ近所の病院で教えてもらった往診専門の病院に電話した。獣医に症状を話すと、完全に足を浮かせているのでなければ骨折ではなさそうだという。往診料金は27,000円程度かかるという。  

 27,000円はやや高い。迷っている間に少し回復したようで、普通に歩き始めたため様子を見ることにした。妻が膝の上にのせて足を開かせ、左右を交互に触診したが、右足に触れて声をあげるなどはなかった。ひと安心して開放したところ、パソコンデスクの上に飛び上がり、また足を浮かせた。痛いのならやめとけよ。

 その後はパソコンで仕事。ぎんは目を閉じて机の横にじっと座ってた。
明日は近所の獣医に診せに行くべきか。親ばかだと思われるのがおちだろうか。
だが一方で「親ばかで済むのなら、そんなに喜ばしいことはない」と考えたりする本物の親ばかになりつつある。

1月14日   着地失敗 

 蜻蛉のおもちゃで遊んでやった。
遊び疲れたあと一休みすると、とつぜん興奮気味に部屋の隅から駆け寄ってきて、私の眼の前で大きく二度跳ねあがった。

  二度目は特に高く舞ったが、踏み切りで足を滑らせてバランスを崩したようで、体を斜めにしたまま1秒間ほど宙を飛んでドスンと着地した。そう悪くはないように思えたが、降りたあとは私に一瞥もくれずワイヤシェルフの下の寝床に戻って行った。しかも右後ろ脚を浮かせるようにかばって歩いている。
 
「折れたか!」と焦りが全身を駆け抜けた。近所の病院はしまってる。東池袋は23時までだ。こないだ近所の病院で教えてもらった往診専門の病院に電話した。獣医に症状を話すと、完全に足を浮かせているのでなければ骨折ではなさそうだという。往診料金は27,000円程度かかるという。  

 27,000円はやや高い。迷っている間に少し回復したようで、普通に歩き始めたため様子を見ることにした。妻が膝の上にのせて足を開かせ、左右を交互に触診したが、右足に触れて声をあげるなどはなかった。ひと安心して開放したところ、パソコンデスクの上に飛び上がり、また足を浮かせた。痛いのならやめとけよ。

 その後はパソコンで仕事。ぎんは目を閉じて机の横にじっと座ってた。
明日は近所の獣医に診せに行くべきか。親ばかだと思われるのがおちだろうか。
だが一方で「親ばかで済むのなら、そんなに喜ばしいことはない」と考えたりする本物の親ばかになりつつある。

2011年1月13日木曜日

1月13日  ドスン

爪とぎ器のおまけでもらったFig,1のような感じのおもちゃに夢中だ。
水銀灯に集まるガのようにパタパタと旋回させてやると、遠くから走ってきて飛びつく。
あんまり飛びすぎて、爪とぎポールに顎をガツンと当てたり、私にドスンとぶつかってきたり。
食は細いままだが、ちょっと元気が出てきた。

1月13日  ドスン

爪とぎ器のおまけでもらったFig,1のような感じのおもちゃに夢中だ。
水銀灯に集まるガのようにパタパタと旋回させてやると、遠くから走ってきて飛びつく。
あんまり飛びすぎて、爪とぎポールに顎をガツンと当てたり、私にドスンとぶつかってきたり。
食は細いままだが、ちょっと元気が出てきた。

1月12日  まさしく

 横になって眠い顔になっているときに、ぎん、ぎん、と呼びかけたら、尻尾の先端7cmほどの黒くなっている部分がクイクイと2回曲った。もういちど呼びかけてみたらまた曲った。3度目は少し曲がりが小さいような気がした。4度目は無視された。
 書物に書かれている通りだ。

1月12日  まさしく

 横になって眠い顔になっているときに、ぎん、ぎん、と呼びかけたら、尻尾の先端7cmほどの黒くなっている部分がクイクイと2回曲った。もういちど呼びかけてみたらまた曲った。3度目は少し曲がりが小さいような気がした。4度目は無視された。
 書物に書かれている通りだ。

2011年1月12日水曜日

1月12日  後悔

 油断はできないが、こめかみの赤斑はほぼ消えかけている。そもそもの原因は掃除が行き届かないためのアレルギー症状かもしれないと反省している。
 
 トイレ砂が散乱するのにくたびれ果てて猫部屋の掃除を放棄したからこんなことになったのではないだろうか。昨年、いまの家に引っ越した当初は「努力すれば新居を永久に美しく保てる」という幻想に囚われていたうえ、これまで使ったことのない高価な掃除機を買ったのも嬉しくて、自分でも驚くほどまめにハウスダストを吸っていた。

 やがて新居が傷つき汚れゆくのにも慣れ、高価な掃除機にも飽きてしまうと、掃除をする正(+)の理由がなくなってしまった。掃除しないと汚れる、客が呼べない、健康に悪い…などという負(-)の理由しか残らない。負の理由は長期間の駆動力にはなりにくい。自分の中で妥協さえすれば、それを見掛け上消し去ることができるからだ。

 砂は散乱していてもかまわないかもしれないが、本来それらとともに掃き去られる他のハウスダストが残って蓄積していたのかもしれない。リビングも家族間で責任を押し付けあって長いこと掃除機すらかけていなかった。そこにたびたび放したこともよくなかっただろう。ソファーやテレビの裏側でクシャミをしているのを何度か見た。リビングに溜まったダストが引き金をひいたのかもしれない。獣医で部屋の掃除はどのぐらいしていますか? と聞かれて答えに詰まってしまった。

 すでに何らかのハウスダストによって感作を受けてしまったのだろうか。できるだけアレルゲンに出会わないように掃除をするしかない。

1月12日  後悔

 油断はできないが、こめかみの赤斑はほぼ消えかけている。そもそもの原因は掃除が行き届かないためのアレルギー症状かもしれないと反省している。
 
 トイレ砂が散乱するのにくたびれ果てて猫部屋の掃除を放棄したからこんなことになったのではないだろうか。昨年、いまの家に引っ越した当初は「努力すれば新居を永久に美しく保てる」という幻想に囚われていたうえ、これまで使ったことのない高価な掃除機を買ったのも嬉しくて、自分でも驚くほどまめにハウスダストを吸っていた。

 やがて新居が傷つき汚れゆくのにも慣れ、高価な掃除機にも飽きてしまうと、掃除をする正(+)の理由がなくなってしまった。掃除しないと汚れる、客が呼べない、健康に悪い…などという負(-)の理由しか残らない。負の理由は長期間の駆動力にはなりにくい。自分の中で妥協さえすれば、それを見掛け上消し去ることができるからだ。

 砂は散乱していてもかまわないかもしれないが、本来それらとともに掃き去られる他のハウスダストが残って蓄積していたのかもしれない。リビングも家族間で責任を押し付けあって長いこと掃除機すらかけていなかった。そこにたびたび放したこともよくなかっただろう。ソファーやテレビの裏側でクシャミをしているのを何度か見た。リビングに溜まったダストが引き金をひいたのかもしれない。獣医で部屋の掃除はどのぐらいしていますか? と聞かれて答えに詰まってしまった。

 すでに何らかのハウスダストによって感作を受けてしまったのだろうか。できるだけアレルゲンに出会わないように掃除をするしかない。

2011年1月11日火曜日

1月9日  おかげで

 午後から深夜まで一日じゅう出かけていたので、妻にぎんの投薬をぜんぶやってもらった。帰宅すると、寝床のタオルが洗ってあり、猫部屋用ではなくてリビング用の掃除機を使って砂と抜け毛がきれいに掃除してあった。そのかいあって、ぎんの赤斑もだいぶよくなり、小さなかさぶたを残すだけになった。赤斑がなくなっても毛が以前のように生えるかどうかは分からないけど。

 だが病院に行ったあとから、なんとなく覇気がないのは変わらない。トンボのおもちゃで遊んでやるとジャンプはするけど、すぐに飽きてしまう。それだけではなく、3度もパソコンデスクの上で足を滑らせて落ちそうになった。もともと運動神経はよくない猫のようだが、それにしても3度も滑るとは。気になる。

1月9日  おかげで

 午後から深夜まで一日じゅう出かけていたので、妻にぎんの投薬をぜんぶやってもらった。帰宅すると、寝床のタオルが洗ってあり、猫部屋用ではなくてリビング用の掃除機を使って砂と抜け毛がきれいに掃除してあった。そのかいあって、ぎんの赤斑もだいぶよくなり、小さなかさぶたを残すだけになった。赤斑がなくなっても毛が以前のように生えるかどうかは分からないけど。

 だが病院に行ったあとから、なんとなく覇気がないのは変わらない。トンボのおもちゃで遊んでやるとジャンプはするけど、すぐに飽きてしまう。それだけではなく、3度もパソコンデスクの上で足を滑らせて落ちそうになった。もともと運動神経はよくない猫のようだが、それにしても3度も滑るとは。気になる。

2011年1月10日月曜日

1月9日  元気なし

 病院から帰ってきてだんだん元気がなくなってきた。なれない病院に行って疲れたのかと思ったら、今朝は下痢をしていた。皮膚に塗ったゲンタマイシンを舐めて調子を崩したのかもしれない。部屋の真ん中で丸くなってる姿は老猫のように力なく見える。リビングに連れて行っても走り回らない。あしたはいつものように暴れてくれるだろか。

1月9日  元気なし

 病院から帰ってきてだんだん元気がなくなってきた。なれない病院に行って疲れたのかと思ったら、今朝は下痢をしていた。皮膚に塗ったゲンタマイシンを舐めて調子を崩したのかもしれない。部屋の真ん中で丸くなってる姿は老猫のように力なく見える。リビングに連れて行っても走り回らない。あしたはいつものように暴れてくれるだろか。

2011年1月9日日曜日

1月 8日 治るのだろうか

 左こめかみのハゲの中に赤い湿疹のような斑点を見つけた。昨夜のことだ。もうここまできたら医者に見せたほうがいいだろうと妻に相談した。
 「私が連れていくから心配ない」。
動物に詳しい妻がそう言うので任せようと思っていたが、正午になってもまダルイいといって寝ている。1時半ごろになって我慢できずに近所の獣医に電話したら2時からなら時間があいているとのこと。初回は二人とも獣医の話を聞いたほうがほうが後々のためによかろうと、妻を急がせて二人で行くことにした。

 待合室ではにゃあにゃあと声で鳴いていたが大人しい。診察台に上るととてもおとなしくなった。診断は掻痒症。かゆみが出た原因は偶然の傷が、何かに対するアレルギーなのかは、分からないとのこと。組織を染色して顕微鏡で見てもらったところ乾癬だとかそういうものじゃないことは分かった。耳の垢がたまっていたので、それをかこうとして傷がついたのかもしれないという。

 治療としては、掃除液を耳の穴にたらして拭き取り掃除するのと、両こめかみの傷を消毒し抗生物質の軟膏を塗るということだった。それを1日4回。これはちょっときつい。耳洗浄液を垂らしたとたんブルブルをやってしまうので押さえないといけない。耳の穴に指を突っ込んでふき取るときも抵抗する。軟膏は油脂性で猫の好物なので、塗った後はなめないように遊んで気をそらせること…という。何分遊べばいいのか。

 それから、取り合えずにかゆみを止めて治癒のきっかけを作るため、ステロイド系かゆみ止めと、抗ヒスタミン剤を注射された。爪も切ってもらった。 医者と看護師?さんはおとなしくていい猫だと言ってくれた。外の人はみなそういう。

 夜にさっそくやってみた。動物に詳しい妻が疲れているためやらないというので私が一人でやったみたが、なかなかうまくいかない。どうやら形どうりにはできたが効いているのか。 30分ほど気が散るように遊ばせていたら、一段落したところで右こめかみを掻いてしまった。水のあ泡。ハゲは治るのか。。。。

1月 8日 治るのだろうか

 左こめかみのハゲの中に赤い湿疹のような斑点を見つけた。昨夜のことだ。もうここまできたら医者に見せたほうがいいだろうと妻に相談した。
 「私が連れていくから心配ない」。
動物に詳しい妻がそう言うので任せようと思っていたが、正午になってもまダルイいといって寝ている。1時半ごろになって我慢できずに近所の獣医に電話したら2時からなら時間があいているとのこと。初回は二人とも獣医の話を聞いたほうがほうが後々のためによかろうと、妻を急がせて二人で行くことにした。

 待合室ではにゃあにゃあと声で鳴いていたが大人しい。診察台に上るととてもおとなしくなった。診断は掻痒症。かゆみが出た原因は偶然の傷が、何かに対するアレルギーなのかは、分からないとのこと。組織を染色して顕微鏡で見てもらったところ乾癬だとかそういうものじゃないことは分かった。耳の垢がたまっていたので、それをかこうとして傷がついたのかもしれないという。

 治療としては、掃除液を耳の穴にたらして拭き取り掃除するのと、両こめかみの傷を消毒し抗生物質の軟膏を塗るということだった。それを1日4回。これはちょっときつい。耳洗浄液を垂らしたとたんブルブルをやってしまうので押さえないといけない。耳の穴に指を突っ込んでふき取るときも抵抗する。軟膏は油脂性で猫の好物なので、塗った後はなめないように遊んで気をそらせること…という。何分遊べばいいのか。

 それから、取り合えずにかゆみを止めて治癒のきっかけを作るため、ステロイド系かゆみ止めと、抗ヒスタミン剤を注射された。爪も切ってもらった。 医者と看護師?さんはおとなしくていい猫だと言ってくれた。外の人はみなそういう。

 夜にさっそくやってみた。動物に詳しい妻が疲れているためやらないというので私が一人でやったみたが、なかなかうまくいかない。どうやら形どうりにはできたが効いているのか。 30分ほど気が散るように遊ばせていたら、一段落したところで右こめかみを掻いてしまった。水のあ泡。ハゲは治るのか。。。。

2011年1月7日金曜日

1月6日 そこまで好きか

 きょうも帰宅後リビングに放したら、彼女はとうとうアレカヤシの根元に乾いた具合のよい土があることに気づいた。10号鉢に大きな株が植わっているため表面に露出している土はごくわずかなのに、片手を突っ込んで、けんめいに砂かきを始める。ダメ!といって頭を押さえても反対側でざくざく。反対側で押さえもまたこっち側でざくざく。どう頑張ってもオシッコやウンチできるスペースはないのに、ざくざくやりたいらしい。首根っこを掴んでぶるぶる揺さぶりながら「やめんかい」と叱りつけたら、ぴょ~んと跳ねてキッチンに消えてしまった。
 ヤシとコンシンネをかじろうとするけど、あの形が好きなんだろうか。
 
 それから。暗い所で見てもくっきり。目の上のハゲが目立ってきたなあ…。
 
 追記:ついに鉢植えを倒しやがった!2年間もがまん強く育ててきたデコポンの芽を! しかも神棚に飛びうつって大神宮でいただいてきた千木筥まで落とすとは! おまえはバチがあたらないかもしれないが私が管理責任を問われるではないか。

1月6日 そこまで好きか

 きょうも帰宅後リビングに放したら、彼女はとうとうアレカヤシの根元に乾いた具合のよい土があることに気づいた。10号鉢に大きな株が植わっているため表面に露出している土はごくわずかなのに、片手を突っ込んで、けんめいに砂かきを始める。ダメ!といって頭を押さえても反対側でざくざく。反対側で押さえもまたこっち側でざくざく。どう頑張ってもオシッコやウンチできるスペースはないのに、ざくざくやりたいらしい。首根っこを掴んでぶるぶる揺さぶりながら「やめんかい」と叱りつけたら、ぴょ~んと跳ねてキッチンに消えてしまった。
 ヤシとコンシンネをかじろうとするけど、あの形が好きなんだろうか。
 
 それから。暗い所で見てもくっきり。目の上のハゲが目立ってきたなあ…。
 
 追記:ついに鉢植えを倒しやがった!2年間もがまん強く育ててきたデコポンの芽を! しかも神棚に飛びうつって大神宮でいただいてきた千木筥まで落とすとは! おまえはバチがあたらないかもしれないが私が管理責任を問われるではないか。

2011年1月6日木曜日

1月5日 風呂場の恐怖か

 「ブリにぎりセット」を晩メシに食べながらリビングで遊ばせた。肉じゃがの匂いには執念をかき立たせるくせに、寿司にはほとんど関心がないようだ。また、キッチンのカウンターに上らないように、噂に聞く両面テープ(しかも工作用の強力なやつ)を台の四方に張りめぐらせてみたが、これもほとんど気にしない様子。「ちょっと不便やな」という顔をするだけでネチャネチャと歩いている。なんと面白くない奴か。
 
 しばらくしたら自室に戻りたそうに鳴くので、廊下の扉をあけはなして自分の足で帰らそうとしたが、ドアの敷居のところにぴたりとお座りして廊下に出ようとしない。こんなに躾がよかったっけ、と不思議に思ったが、やがて風呂の前を通るのが厭なのではないかと推論するに到った。正月休みの恐怖がよみがえるのではないか。

 自室に帰して、爪を5本切って、光線とネズミと猫じゃらし遊ばせたら床で横になったので、添い寝をしたら嫌がられ、ワイヤーシェルフの下にもぐって寝てしまった。

1月5日 風呂場の恐怖か

 「ブリにぎりセット」を晩メシに食べながらリビングで遊ばせた。肉じゃがの匂いには執念をかき立たせるくせに、寿司にはほとんど関心がないようだ。また、キッチンのカウンターに上らないように、噂に聞く両面テープ(しかも工作用の強力なやつ)を台の四方に張りめぐらせてみたが、これもほとんど気にしない様子。「ちょっと不便やな」という顔をするだけでネチャネチャと歩いている。なんと面白くない奴か。
 
 しばらくしたら自室に戻りたそうに鳴くので、廊下の扉をあけはなして自分の足で帰らそうとしたが、ドアの敷居のところにぴたりとお座りして廊下に出ようとしない。こんなに躾がよかったっけ、と不思議に思ったが、やがて風呂の前を通るのが厭なのではないかと推論するに到った。正月休みの恐怖がよみがえるのではないか。

 自室に帰して、爪を5本切って、光線とネズミと猫じゃらし遊ばせたら床で横になったので、添い寝をしたら嫌がられ、ワイヤーシェルフの下にもぐって寝てしまった。

2011年1月4日火曜日

1月3日  ぎんも眠い

 知らない間に年が明けて3日になっていた。妻がぎんを年賀状にすると言い出して刷ってやったら今度は足りないというので、元旦の未明、山手線に乗ってドンキまでプリンタインクと葉書を買いに行った。ほんとなら山手線は動いていない時間なのに女の子同士のグループが数多く徘徊している。もう少し若い時にこの事実を発見していれば…と悔しかった。
 
 ただ単に猫の写真を載せるのでは親バカ丸出しだ。「とら年が終わり、うさぎ年が始まる」という図柄にすればと考えたが、よい知恵がないまま妻の賀状を刷り、後悔していた。年が明けて「ごきげんにゃん」blog を見ると、ちょうど私の考えの回答となる年賀状がアップされていた。完成品を見れば当たり前の図柄だが、ゼロから考えるとなかなかこうはうまくまとまらない。「さすが」と感心した。
 
 当のぎんは、年賀状にされたことなど知らず、相変わらず欲望丸出しのわがまま生活を続けている。ずいぶんさぼっていたので、約3か月ぶりに風呂に入れてみたら大声で鳴きわめいて嫌がった。鳴き疲れ、もがき疲れて、ドライヤーが終わるころにはぐったり。以後まるまる1日は私を呼ぶこともなく、静かに部屋にこもっていた。

 3日になって思い出して実家に電話、母にぎんの声をきかせた。携帯を鼻先につき出したら、ちゃんとキャキャキャッと鳴いた。「あーほんと。遠くで鳴いてるわ」と言っていたが、そんなに小さい声だったろうか。
 年末年始、わたしと妻がずっと家にいたので、ぎんは生活ペースを乱され、いつも眠そうだ。人のことなど構わずに寝てればいいのに、物音を聞くと頭を起こし、姿を見るとキャキャと寄ってくる。サービス精神満点なのだが実はこっちもちょっと迷惑なんだよ…と、ぎんに言っても分からないが、もし分かったとしても言えないかな。餌はときどき半分ほど残す。まだ本調子ではないかも。

1月3日  ぎんも眠い

 知らない間に年が明けて3日になっていた。妻がぎんを年賀状にすると言い出して刷ってやったら今度は足りないというので、元旦の未明、山手線に乗ってドンキまでプリンタインクと葉書を買いに行った。ほんとなら山手線は動いていない時間なのに女の子同士のグループが数多く徘徊している。もう少し若い時にこの事実を発見していれば…と悔しかった。
 
 ただ単に猫の写真を載せるのでは親バカ丸出しだ。「とら年が終わり、うさぎ年が始まる」という図柄にすればと考えたが、よい知恵がないまま妻の賀状を刷り、後悔していた。年が明けて「ごきげんにゃん」blog を見ると、ちょうど私の考えの回答となる年賀状がアップされていた。完成品を見れば当たり前の図柄だが、ゼロから考えるとなかなかこうはうまくまとまらない。「さすが」と感心した。
 
 当のぎんは、年賀状にされたことなど知らず、相変わらず欲望丸出しのわがまま生活を続けている。ずいぶんさぼっていたので、約3か月ぶりに風呂に入れてみたら大声で鳴きわめいて嫌がった。鳴き疲れ、もがき疲れて、ドライヤーが終わるころにはぐったり。以後まるまる1日は私を呼ぶこともなく、静かに部屋にこもっていた。

 3日になって思い出して実家に電話、母にぎんの声をきかせた。携帯を鼻先につき出したら、ちゃんとキャキャキャッと鳴いた。「あーほんと。遠くで鳴いてるわ」と言っていたが、そんなに小さい声だったろうか。
 年末年始、わたしと妻がずっと家にいたので、ぎんは生活ペースを乱され、いつも眠そうだ。人のことなど構わずに寝てればいいのに、物音を聞くと頭を起こし、姿を見るとキャキャと寄ってくる。サービス精神満点なのだが実はこっちもちょっと迷惑なんだよ…と、ぎんに言っても分からないが、もし分かったとしても言えないかな。餌はときどき半分ほど残す。まだ本調子ではないかも。