堤防周辺のオジサンたちにエサをもらって、暮らしているようだ。かわいがられているらしく、すごく人慣れしている。
ぎんと同じ、えさがほしいのポーズ |
根津神社の茶トラは、転がりも伸びもしないが、写真の撮りやすい場所(ベンチや鳥居の礎石の上)に飛び乗ってポーズを取ることでエサをもらっていた。プロの野良猫だった。
ほかには四つ眼猫と黒猫がいたが、トラほど人慣れしておらず、関心は示すが私との距離は保ったまま。トラがエサをもらって私に悪意がないと分かったら、おこぼれにあずかろうという考えらしい。
※堤防から帰ったら午後6時前。ぎんを7時までに医者に連れて行かなければならなかった。だがキャリーを見ると逃げ回ってどうしても捕まらなかった。捕まえようとすると本気で逃げるので、また膝が外れそうになった。オモチャで誘ったりいろいろ試みたがダメ。30分以上追い回したあと、諦めたと見せかけて油断させ、ようやく捕らえてキャリーに入れた。出せ出せ!と騒ぐかと思ったら、悲しそうな声で鳴く。どうして騙してまで私を捕まえるのか…と。エレベーターで1階まで降りたが、弱々しい鳴き声を聞いていると、もう前に進めなくなった。ロビーから医者に電話して「ここんとこ何度も連れて行ったから警戒している。1時間近く追い回したが捕まらない。薬だけほしい」と嘘をついた。自転車をこいで薬だけをもらいに行ったら待合室はしつけの悪いイヌでいっぱい。やっぱり連れて来なくてよかったと思った。