2011年8月30日火曜日

8月30日     あほちゃうか

 今朝はスッキリ起きられた。いつもと何が違うのか考えたがよく分からない。ぎんの攻撃にも起こされなかったし、早朝から出勤する妻にも起こされなかった。夢もほとんど覚えていない。
   眠りが浅いのはたいていエアコンのせいだ。マンションの躯体が吸った熱のため夜も暑くて仕方がない。できるだけソフトモードで空調しているが、なんせマンション購入時に標準装備されていたエアコンだ。犯罪的なコストカットの末に選ばれた機種だから性能が良いわけない。
 冷やし過ぎては急停止。たっぷり汗をかいた頃に急に動き出す。わずか2年半前の機種なのに、いい感じに冷やすということを全く知らない。ちなみにダイキン。室外機もうるさい。
 
 結果、私は冷えたり汗ばんだりして、眠りが浅くなったりノドを痛めて風邪気味になったりするが、ぎんは上手く調節しているようだ。寒くなるとタオルケットにくるまったり、大量の熱が出るブラウン管テレビの上で寝たり、物置部屋に避難したりする。暑くなるとキッチンの人工大理石や、レンジフードのステンレス板の上で横になる。見習うべきだが、どうしても私にはできない。
 
 

 

8月29日     仕事帰りの浮気

 駅からの帰りに時々見かける黒猫がいる。大きさはぎんと同じぐらいか少し小さいぐらいなので、まだ1歳になっていないかもしれない。
 近づいても、ぴゅーっと逃げたりしない。小さく声をかけてみると、私に平行して道を歩きながら様子を見るぐらいの好奇心と度胸もある。
 
 近所の道端にいる猫は、モチに足が生えたように丸々した頑丈そうな和猫が多いが、この黒猫はちがう。
 細身で肩甲骨が盛り上がり、シッポもほとんど胴の長さぐらいある。ただ顔つきは、幅広い顔に丸い目のついたぎんとは違い、少し面長で、目がちょっとつり上がって野性味がある。黒ヒョウみたいだ。(写真は、ぎんを黒く塗りつぶして少し顔を細め、目をつり上げて加工)

 ヤツを拉致して帰ったら、ぎんと仲良くなれそうな気がするが…簡単ではないだろうなあ。毛並みがつやつやしてるのは若いからかもしれないが、どこかの飼い猫なのかもしれないし。

2011年8月28日日曜日

8月27日     どうしても寝てしまう


  きょうは、出かける先も元気もなく、リビングルームでごろごろしていた。私が部屋にいると、ぎんは気になって眠れずに生活リズムを狂わせてしまう。
 
 昨夜ウンチしたのに、きょう昼にもまたまた多量のウンチをして、夜は遊びもせず床に転がって寝てばかり。ときどき立ち上がってフラフラ歩くが、少し歩くと倒れこんでそのまま寝てしまう。どうしても眠いようだ。
 
 いつもはめんどうに思っているけど遊びをせがまれない夜も寂しい。

2011年8月27日土曜日

8月26日    新人のギンコで~す

 深夜に帰宅すると、冷蔵庫のミネラルウォーターが飲み干され、新たなボトルが補給されていなかった。
 しぶしぶ玄関の水置き場から6本を冷蔵庫に運んだ。キューッと冷たい水を飲みたくて、冷凍庫の氷をコップに入れてボトルの水を注いだ。
 全体が冷えるのを待つためカウンターを離れてパソコンを起動していると、背中で
カラリンコロ~ン
と涼しげな音が。はっと振り返ると、ぎんがコップに前足を入れてかき混ぜていた。

ああ、あんた、それ……。

 冷たくて我慢できないのか左右の脚を交互に使ってクルクルと氷を回し続ける。美人のくせに気が利くなあ。でもな、それ水割りちゃうねん。それに、きょうは家やからええけど、お店で働くときはちゃんとマドラーで混ぜなあかんよ。

2011年8月26日金曜日

8月25日     コーフンしてしまいました…


 興奮してシッポが太くなるとアライグマみたいで面白いのだけど、撮ろうと思うと萎んでしまう。きょうはカメラを用意してから折り込み広告を丸めて投げてやると、いつものようにシッポを膨らませて追いかけた。マックスの太さには至らなかったが何とか撮れた。
 比較のために…普段の太さは下の写真ぐらい。きょうは普段の2倍ぐらいの太さだけど、超コーフンすると2.5倍ぐらにはなる。




2011年8月25日木曜日

8月24日    野生の王国(古い…)


 赤外線カメラ風に。ねぐらから現れて獲物をさがしてうろつくぎん。ふとんの上を歩いていた。目が光ってたらもっといいけど。

2011年8月24日水曜日

8月24日    効果的誘惑 於写真加工




 携帯のフィルターにいろいろなのがあるので試してみたけど、けっこうきれいな効果がかかる。フィルターエフェクトのかかった写真ばっかりの濃い~ブログが出てくるのもなんとなく分かる。

2011年8月23日火曜日

8月22日    萌えポーズ

 レンジフードに飛び上がるまでに回復した。ただ、本当は「飛び降りると痛い」ということを忘れて、ついつい飛び上がってしまうだけなのかもしれない。

 簡単に飛び上がったものの、なかなか降りない。いざ降りようとしたら痛いことを思い出すのかもしれない。毛づくろいしたり顔を洗ったりして時間をつぶしながら、いろいろポーズをとってくれる。

2011年8月22日月曜日

8月21日    夜

 リビングで、うたた寝をして夢を見た。 私は会議場のようなところに併設されたレストランで食事をしていた。

 小便がしたくなったので手洗いに立つと、トイレの入り口になぜか高校生のときに化学を習った田中先生がいて「なんだデートか」とひやかす。「ちがいますよ」と言って中に入ると、小便器からどぼどぼ水があふれ出していた。水はあっという間に床じゅうに広がった。
 
 うわ!靴がぬれちゃうよ!と思っていたら、なぜかラバーカップ(棒の先に大きな吸盤みたなのがついたやつ)を持った福岡伸一がやってきて、これで直るからといって便器の排水口をゴボゴボを押し引きし始めた。すると水が通ったらしく床からも水が退いていった。でも床は汚いようなきがしていやだなあ…などと考えながら用を足そうとしているところで、ブルブルと携帯が鳴って目が覚めた。

 リビングルームはいつの間にか電気が消され薄暗くなっていた。携帯を探し当てると、地元の同級生からだった。あれ~いま何時かな、と寝ぼけた目で柱に掛かったIKEAで買った190円の壁掛け時計を見たら午前2時前。なんて迷惑やなやつだろう。ああ、でも最終版の後にわざわざ掛けてきたんだろうか、なんてぼんやり考えながら携帯の画面を見たら、2時4分前じゃなくてほんとは23時10分だった。ありゃりゃりゃと思っているうちに電話は切れた。体じゅうが汗ばんで、最近いつもそうであるように四肢の先の先までダルかった。

 田中先生はなぜ夢に出てきたのだろう。40ぐらいで亡くなったから、いまは僕のほうがずいぶん年上だ。うたた寝してしまう前に、たまたま懐かしいチャイコフスキーを聴いたからだろうか。うとうとしながらそんなことを考えていると、チャイコフスキーを聴いて化学式を書き写していたあのころに、とんでもない忘れ物をしてきたような気がして、悲しくなった。

 この世の無数のパラレルワールドの中にはきっと、僕がその何かを忘れなかった宇宙も存在しているに違いない。そう考えるとよけいに悲しくなった。その世界はすぐ目の前にあるのに、手を伸ばしてもぜったいに届かない…。

 半分うなされて気づいたら、ぎんがカウンターの上から頭だけを出して、僕を見下ろしていた。そうか。お前はまだ生まれて1年半だし、いいよなあ…と少しほっとした。ぎんはしばらくすると床に下りてきて僕の背中を前足でぽんぽんと2度叩いた。まあ元気出せよ。じゃなくて「遊べ」という合図だ。
 
 しかたないなあ。立ち上がって遊び道具のトンボを探そうとしたとき突然、夢の続きを思い出した。オシッコする途中だったんだ。リビングの扉をガチャンと閉めて廊下に出ると、まん丸の目をしたぎんがこっちを見ていた。

2011年8月20日土曜日

8月20日   目覚まし猫・スヌーズ機能付き

猫用テントの天井から飛び出したぎん
 足の甲をかきむしられて目が覚めた。頭を起こすと、私の足先に海老のように背中を丸めて食らえついているぎんと目が合った。まだ眠いので、追い払ってまた眠りについた。
 今度は頭をかきむしられて目が覚めた。散髪屋のオヤジに整髪料を降りかけられ、頭皮に指を立ててワシャワシャワシャとやられている感じ。意外に気持ちいいいけど、貴重な毛髪が引き抜かれないか不安だ。
 仕方がないので起き上がると、背中をこっちに向け、ひこうき耳になって私の顔を見上げている。「悔しかったら私を追ってみな。キャキャキャッ!」のポーズだ。悔しいが起き抜けは特に腰が痛いので、あいたたたたと、やっていると、ぎんはしびれを切らしてぴゅーっとひとりで走り去ってしまった。


マクドの袋を蹴散らしてカウンターに飛び上がる
  やれやれだが、これで終わる訳はない。テーブルの下から飛び出してきたぎんは、猫テントにバーンと突っ込む。テント天井の穴から飛び出すと、マクドナルドの紙袋に飛び込んでぐしゃぐしゃにした後、ジャンプしてキッチンカウンターに。
 なんども繰り返すから写真が撮れてしまった。これじゃ仕事に行けないよ。

 

2011年8月19日金曜日

8月19日   ほとんど元気(手術7日後)


猛獣のような後ろ姿。でもたった2.7キロ。本棚に飛び乗るまでに回復。
    
 昨日はリビングルームのパトロールを再開したが、おなかに響くのだろうか、テーブルの上などの高所から飛び降りるのには慎重だった。
 
 きょう帰宅すると、いきなりダッシュで出迎え。目の前をジグザグに走って挑発しながらぴょーんとソファーの後ろに消えた。また現れるとキッチンカウンターに飛び乗って飛び降りる。
 
 降り方がまだ少し慎重だが、体調はほとんど元に戻ったようだ。

8月18日   思ったより小さかった傷、大きかった毛玉(手術6日後)

 服を脱がしたら、お腹を見せて熱心に毛づくろいをはじめた。傷は思ったより小さかった(青い矢印の下に見える赤い筋)。傷に対する執着はほとんどなく、直接舐める様子はない。毛が生えたらぜんぜん分からなくなりそう。よかったよかった。

 ただ、5日ぶりに全身の毛繕いをしたので頑張りすぎたらしい。胃袋の中に巨大な毛玉ができて、朝食べたエサと一緒に吐きだしてしまった。
 

2011年8月17日水曜日

8月17日   本棚は、まだちょっと(手術5日後)

 
 深夜またウンチをしたので外に出したら、いつの間にかキッチンカウンターに飛び上がっていた。退院初日以来のことだ。さらに具合がよくなったらしい。
 ただし、カウンターからさらに本棚に飛び上がるのは思案した結果、思いとどまったようだ。

 次に、ダイニングテーブルに移って椅子を足場にして床に降りようとしたが、バランスを崩して転落した。なんとか体をひねって前足から着地したが、本人もびっくりしたみたいで、爪とぎ棒をガリガリかきむしって心を静めていた。

 服を脱がしてしまえばヨロヨロすることもないだろうけど、勝手に脱がして叱られれると困るので、もう少し我慢してもらおう。

2011年8月16日火曜日

8月16日   やっぱ、ここがええで~(手術4日後)

 きのう一日ぐっすり寝て、けさになると表情に余裕が戻ってきていた。外に出せ!とは、まだ言わないが、ケージ外の出来事にずいぶん興味を示している。
 
 あいかわらず2、3時間おきに1個ずつ、ちびちびをフンをするので面倒だ。フン回収のたびにケージから出す。元気になっても、だらだらウンチが癖になったらどうしよう。
 
 正午ごろのウンチで外に出したら、スタスタと歩いて、少し危なっかしいけれどソファーの上に飛び乗った。背もたれの上を1往復(←写真左)した後、いつもの場所にごろん(写真上)。かなり回復してきたらしい。

 不思議にエサ食いは落ちていなくて、しかも吐かない。全体としては手術前よりよく食べている。

2011年8月15日月曜日

8月15日   暑い…


 リビングのエアコンがボロなので、室温調節がうまくいかず冷房病になってしまった。ぎんにも悪いのかもしれない。

 かといってエアコンを使わないと大変に暑い。ちょっと動物園に出かけてみたら、レッサーパンダもぐったり。木の上で口を半開きにして完全に脱力していた。

 夜になって店長に電話をして、ぎんの様子を話した。

・便に血が混じっていたこと→手術上は関係ない臓器なので、ストレスのため腸管から出血したのではないか。
・退院初日はキッチンに上ったりしていたのに 2日目からぐったりしたこと→慣れた家に戻れて安心して歩き回ったが、本調子ではないことに気づいておとなしくなったのだろう。
・ふらふら歩いて脚が外れたことについて→服を脱がせれば、きちんと歩くようになる。
とのことだった。

8月15日   脚が外れた!(手術3日後)

だいたいおとなしく寝てばかり
 歩き方がヘンだと思ったらヒザが外れていた。あまり歩き回らないので気づかなかった。 
 
 ヒザが外れたのはもう半年振りぐらい。すっかりよくなっていたと思ったのに。ショック。手術前や後に暴れて脚をヘンに押さえられたりしたのかな。手でヒザを押して間接をはめ込んだら元に戻ったが、でも、やっぱり歩き方がおかしい。
 
 湯葉巻きセーターのせいで歩き方のバランスがとれないのも関係あるかも。あるいは腹の傷口が痛くて、かばっていると外れやすくなっているということもあるのかもしれない。

 歩くと疲れるのか痛いのか、たいていの時間は大人しく寝ている。大好きなトンボのおもちゃを揺らしてみたが、右前脚をちょっと伸ばして、届かないと分かると横になってしまった。

 その後のウンチに血はみられないが、数時間おきに1塊ずつちびちびと出す。腹が痛くて踏ん張れないのかもしれないが、こんな癖がついたら面倒で仕方がない。
 
 

2011年8月14日日曜日

8月14日   へんなウンチ(手術2日後)

 きょうは檻から出て部屋を散歩。 とっくりの湯葉巻きセーターが思いの外いいので、治っても服を着せようかという無情な案も浮上した。思えばハーネスをつけるために着せた迷彩色ベストも似合っていた。
↑テントで自衛隊のコスプレ
 湯葉巻きセーターに違和感があるのか、へっぴり腰でゆっくり歩き回るだけ。キッチンカウンターの上にも直接飛び上がったりせず、椅子を踏み台に上っていった。でも降りは、いつものようにドスンとラグの上に飛びおりた。おなかは痛くないのか。
  股のあたりを熱心に舐めるので、シャツがほつれて腹の部分がめくれあがってきた。覗き込むようにすると、手術の傷口も少し見える。へそのようにでこぼこしているが、きれいに治るのかな。抜糸にしてもらえばよかったか…。
 
   トイレに何度も入ってウンチの姿勢をするが、何かが気になるらしくて未遂のまま出入りを繰り返した。そして10回目ぐらいでようやく出た。

 ウンチを回収すると、白いヌメヌメした脂肪のような塊が全体の3分の1を占め、血液が少しついていた。鶏皮の裏側みたいな感じ。血は砂にも少しついていた。

店長に相談してみるか…

2011年8月13日土曜日

8月13日   帰りたがっているようです(手術翌日)

 手術を終えたぎんを迎えに行ったら、湯葉巻きのようになって帰ってきた。ケージに入れて休ませているけど、ごろごろするばかりで「出せ」と言わない。手術で緊張したうえ、慣れない病院に1泊して疲れているようだ。
 
 昨夕、病院に電話して様子を聞くと、店長(院長)が「泊まらずに連れて帰ってもいい」という。普通は1泊して様子を見てから帰ることになっている。どっちがいいかと店長に聞いたら「ぎんちゃんは帰りたがっているようです」。でも急には迎えに行けないし。通り1泊させた。
 
 帰るとすぐにえさを食べ始めた。空腹だったらしい。水を飲んで一段落したら、あとは寝てばかり。でも、ときどき毛づくろいはするので、夜になったらシャツがだいぶほつれて傷口近くをなめるようになってきた。最低3日はシャツを着せてといわれたが、たぶん、そんなにもたない。
 手術費用は26000円、同時にやった耳検査と駆虫薬投与が6000円。税別。

2011年8月11日木曜日

8月11日  だるくてつらい2

 きのうみたいに、ああやって批判的な目で見下ろしているかとおもえば、気が向いたらソファーですやすや。あさってからの夏休みは家で寝たおすぞ。

2011年8月10日水曜日

8月10日   だるくてつらい

  けさ、腰が痛いうえに体がだるくて仕事に出かける気がしないので、床に寝ころんでいたら、キッチンカウンターからぎんが見下ろしていた。
 あさって獣医につれていかなければならないと思うと、心配で仕方がない。おまえはなんにも知らないだろうけど。



携帯で撮ったから色が悪い

2011年8月9日火曜日

8月9日    ジャ~ンプ

こないだのジャンプ。ハイスピードで連写していたので合成してみましたが・・・

最近は室内での暴走が激しい。かなり興奮するらしく、尻尾が太く膨らんでタヌキかリスのようになる。ふだんは尻を振って障害物を避けながら歩くのに、興奮するとぶつかり始める。それで、ついにダイニングテーブルの上のオオタニワタリの鉢を落としてしまった。幸い植物も鉢も無事のようだが油断ならない。カメラはかならず床に置くことにしよう。

8月8日   いちおう洗いたて


 すみません。写っているのは私のトランクスとシャツですが。あまり気持ちよさそうに寝ているので、また撮りました。父親の下着が割り箸でつままれるモノとなって久しいですが。親孝行な娘。
 

2011年8月6日土曜日

8月6日   始動

 ワイドの映画をテレビで放映するとき、昔は、左右が圧縮されて縦長になっているのがよくありましたけど、それではありません。目が覚めて動き始めるとき伸びをして縦長になるのです。
 

2011年8月5日金曜日

8月5日(吐)  こう見えても猫ですから…

朝から2度エサを食べたら、二度とも吐いた。なにも食べていないのと同じなのに腹は空かないのか、元気に走り回っている。






←キッチンカウンター
らテーブルへぴょ~ん