-最近どうですか
ぎん:なんだか疲れるのよね。齢かしら。まえよりよく寝るようになったわ。
-まだ1歳10ヶ月じゃないですか
ぎん:猫は齢とるの速いのよ。知らないの? あんたたちでいえばもうハタチ過ぎなのよ。もうすっかりオバサンだわ。
-まだぜんぜんイケてますよ。夜になると激しく走ってると聞きますが。
ぎん:あんた何にも知らないのね。猫は走らないとウンチが出ないのよ。齢のせいか便秘ぎみなのよね。だからたくさん走ってるのよ。
-おっちゃんの手や足に噛み付いてるとか
ぎん:おっちゃんってだれ?
-あなたの飼い主のオジサンいるでしょ
ぎん:オバサンならいるけど。
-オバサンのほかにもう1人いるでしょう?無精ひげのちょっと太ったのが・・・
ぎん:ああ、あれも飼い主なの?人間てこと? オバサンに飼われてる仲間かと思ってたわ。だって、あいつベッドで寝ずに床で寝てるわよ?明け方まで起きてるし。知らなかったわ、仲間じゃないのね。まあ、だからといってどうってことないけど。仲間だと思ってストレス発散にときどき噛み付いてたのよ。ちょっと馴れ馴れしいし。
-最後に、食べ物なんかはどうですか
ぎん:えさが単調で食べるっていう楽しみがない。単調なほうが猫がよろこぶと勘違いしている人が多いみたいで困るのよね。あと、水はいつもお皿の上までちゃんと入れておいてほしいわ。それから寝るときはちゃんとテレビ消して寝てほしいわね。おちつかない。あと、部屋の隅々までちゃんと掃除してほしいかな。ときどきホコリっぽいことがあってニオイをかぐとクシャミがでちゃうわ。