ぎんは昼間、眠っているほかは、テレビかケージの上に寝そべって、ずっと窓の外を見ている。退屈だろうに…と思っていたが、ちょっと付き合ってみたら意外とそうでもないようだ。
5分ごとに山手線が通るときょろきょろ探し、ヘリが飛ぶと空を見て、カラスが横切るとハッと立ち上がる。風が吹いても犬が鳴いても耳をひくひくさせて、けっこう真剣に「見張り」している=写真(そっと携帯のカメラ撮ったら斜めに写ってしまった)。
昔はこうやって、木や岩の上で見張っていたら、どんくさい動物がのこのこやってきて、ピョンと飛び降りて捕まえて食べていたのだろうか。今そういう神経はすっかり退化しているようだ。よほどどんくさい動物しか捕まえられないだろう。というより、捕まえても噛んで食べることを知らないので、どうにもならない。ぺろぺろ舐めて獲物がきれいになるだけだ。
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