７月１１日 イタリアにいた、ぎんの仲間

ピサの街でみかけたトラ猫。ぎんによく似ている
けど、でも微妙にヨーロッパ顔なのがおかしい。

トラ猫はピサの街を徘徊し始めた。足取りも軽くて楽しそうだ。
後をつけると、よその庭をじっと覗いたり、車の下に入ったり、
いろいろ忙しい。ちゃんと道端を歩くのが、利口で可愛らしい。

ピサでもう一匹みかけた猫。壁に熱心にニオイを
付けていた。こちらをチラと向いて決めポーズ。さ
すがイタリア猫だ。アイラインがおしゃまなかんじ。

ここからはドブロブニク。旧市街で見たかけた猫は
白黒か黒猫が多かった。みな親戚や兄弟だろうか。

　ドブロブニクの暑い午後。城壁に向かう階段の手すりで
ダラリと寝そべっていた。毛づやの落ちた年寄り。もしかして
死んでるのかも！　と恐る恐る近寄ると、息をしていてホッ。

この猫もかなり年寄りみたいだ。街なかの教会の塀に座っていた。
お尻の陰になっているが、猫エサと水が置かれていた。ほんとは
もっとだらしなく座っていたが、カメラを向けるとちょっと座り直した。