狭いリビングに我々をいれて9人がひしめく事態になった。「不測の事態に備えるべきだ」という妻の強い意見で、ぎんはケージに入れられた。7人の客に対してどう行動するかを見てみたかった気もするが、本棚の裏側に隠れてしまったらそれまでなので、お披露目という点ではケージに閉じこめるのもいいかもしれない。
しばらくはびくびくとケージの奥で小さく丸まっていたが、20、30分ほどするとケージから腕を伸ばして皆が食べているお菓子を取ろうとするなど少し慣れてきた様子だった。父と母はほとんどぎんに興味なし。妹夫婦は、ぎんが伸ばした腕に触れながら楽しそうだ。「僕らがインドネシア住んでたときに飼っていた猫がどうのこうの…」と話している。へ~おまえら猫飼うてたんか、ていうか、インドネシアに住んどったんか!音信が途絶えている何年かの間に住んでいたのだろう。実は私は母がどこで育ったかもよく知らない。親兄弟には千葉県生まれ葛飾育ちのぎんよりも分からないことが多い。
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