2010年11月20日土曜日

11月20日  親の責任

 昨日ペットショップで、猫用の焼いたささみを買ってきた。長さ10㎝、幅5㎝、厚さ1㎝ぐらいの塊だ。野生っぽく犬歯で食いちぎって食べるのが見てみたかったのだ。だが帰ってさっそく与えてみたら、ぺろぺろ外を舐めまわすばかり。最初は警戒しているのかと思ったが、いつまでたっても舐めまわすばかり。どうやら食いちぎるということを知らないらしい。生まれたときから猫用フードしか与えられていないので、舌で舐め取って口に入ったものを多少噛み砕くような食べ方しかしたことがないのだ! 

 少しほぐして幾つかの大きな塊に分けてやったが上手く食べられない。あいかわらずペロペロやっている。たまに運良く塊を口にくわえることができても、引きちぎるという考え方がないので、ぴょーんと二本足で立ち上がって、ささみ片をどこかへ飛ばしてしまう。咥えて振り回すことで食いちぎる行動の名残なのかもしれない。食いちぎっる食べ方は、母親を見て覚えるのだろうか。どうも先天的には備わっていないようだ。

 丸ごとささみを与え続ければ、自ら発見的に食べ方を習得してくれるだろうか。無理な話なんだろうか。 

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