2011年2月18日金曜日

2月17日   混迷

 A病院に動画を見せにいった。
   最初にAに連れて行ったとき、医師の指示でぎんを診察室で歩かせてみた。考えてみれば3軒行った獣医の中で実際に床を歩かせて様子を見ようとしたのはここだけだ。だが、エリザベスカラーをつけられて緊張したギンは、身をかがめて慎重に歩を進めるばかりでいつもの症状を見せなかった。
 そこで、脚を引きずっている動画を持って訪ねてみた。動画を見せると、前回診察した中堅医師は「足の裏全体がぺったり床に付いているところから見て、アキレス腱がおかしいのではないか」という意見だった。でも全体が着地したのは一瞬で、そのほかのときは指で歩いている。

 次にベテラン院長に動画を見てもらうことになった。
院長は即座に「アキレス腱じゃないな」。もし切れていたら筋肉が縮上がるからすぐ分かるという。「それより足指は触ったか?」。指を1本1本反らせるればどの腱に影響あるか分かるかもしれないからだ。中堅医師は、そこは触りませんでした。もごもごもご… と言い訳をしている。

 するとさすがに院長だ。「膝のお皿が外側にズレているかのうせいもあるかな…」と。ようやっと、津関節脱臼に行き着くのか! 感慨井に浸ったが、「それにしてはつま先立ちしないのがおかしいと」いう。確かにつま先では歩かない。そうすると膝関節でもないのか。ますます分からない。

 結局、中堅医師は「この病院では検査装置も治療設備も足りないかも知れないので大学病院に行くという手がありますが」という。患者離れがいいのは評価するが少しはプライドないのかな。
 
 というわけで東大病院に行くことになった。「あそこならMRIもあるし」といっていたが、いったいいくらかかるんだか…。

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