脚がちっともよくならないばかりか、かえって悪くなっているように思えるので、心を鬼にしてまた閉じ込めることにした。すぐに退屈して、訴えるような眼で檻から、出せ!出せ! と手を伸ばしてくる。つらいが仕方がない。
とはいえ夜中にあまり大声で鳴き続けられると腹立たしくもなる。鳴き止ませるにはケージ横で添い寝をしないといけないのだが、これが疲れる。ケージとワイヤシェルフの間は狭く、床はコルクボードだといっても硬い。そのうえ地震が来たら棚から落ちる重い箱々の直撃を受けてしまうという恐怖もある。
じゃあ、ただ静かにしてくれてたら嬉しいかというとどうか…黙ってケージの中に佇んでいる姿を見るのもこれまた悲しい気持ちになってしまうのだ。
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