2011年10月4日火曜日

10月4日   渡る世間は鬼ばかり

道端に屈んでこんな写真を撮ってる私は怪しいオジサンか。

 久しぶりに黒猫を発見。1ヶ月ぶりぐらい。過去に目撃した場所と近いのでたぶん本ニャンではないか。少し太った気がするが、悲しいことに特にノラの子猫はまたたく間に変貌してしまうものだ。

 太っているので、どこかで餌をもらってのんびり暮らしているのかと思ったら、左耳の先が痛々しく欠けている。誰かにつかまって避妊手術をされてしまったのだろうか。ノラの暮らしも楽じゃないなあ。

 ノラにしてみれば、リスクの高い生活してるんだからせめてほっといてくれ、と言いたいところだろう。けど、そういうトレードオフみたいなことさえ成り立たず、どっちも失うしかない。「本来いてはいけないところにいる動物」という前提を置かれてしまっているからだ。この勝手な前提がうしろめたくて、せっせとエサを運ぶ猫オジサンや猫オバサンもいるけど、猫の損失を補填するところまではなかなかいかない。

 まだ耳が欠けていないころは、人の後をコソコソつけて様子を見るという好奇心も見せたが、いまはすっかり一人前の野良猫となってしまい、どう近づいても逃げてしまう。怖かったんだろうなあ…。

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