2011年10月18日火曜日

10月16日    シャー!ハーッ!



エリザベスカラーをつけられたまま、緊張
した表情でダニ・細菌検査の結果を待つ

耳垢がとてもひどいので、久しぶりに病院に行った。

これまで見てもらった獣医は耳垢にあまり関心がないように見える。「そうですか大変ですね、薬塗っときましょ」ていう感じ。

いつも熱心に耳掃除をしているので、病院に連れて行くときは、きれいな状態のことが多い。だから理解できないのかもしれない。いくら口頭で的確に説明しても、所詮私たちのことを素人だとしか思っていないから信じてもらえないのだ。

だからきょうは、汚い状態を見せるために耳掃除を控えて連れて行った。しかも日曜日だから店長先生は休みで、違う医師が見てくれる。新しい展開を期待できるというものだ。

若い医師だった。耳に触れると「触っただけで熱いですね」と驚いた様子。いい感じだ。次に綿棒で耳を撫でて「すごい耳垢ですね」とまた驚く。だからそう言っていたんだが…。その次がいけない。「とにかくダニ・細菌検査しましょう」と言い出した。前にもやった検査だが、状況が進んだのでもう一度やりたいらしい。

結果が出るまで20分ほど待つハメに。「まあ新しい展開のためだ」と我慢して待ったのに、結論は大して変わらなかった。いや。より悪くなった。結局、細菌かどうか良く分からないので、とにかく前より強いステロイド剤を使おうという提案だった。あーあ。

しかも、一番いいのは皮膚生検だと勧める。そのうえ、薄い耳から検体を取ると穴が開くかもしれないので、目の上のマロハゲの部分から取ろうという。あーあ。

挙句の果ては、免疫抑制剤を一生飲ませることになるかもしれない、とまで言われてすっかり陰鬱な気分になった。細菌検査の結果をろくに説明もできない医師が、免疫抑制剤を一生飲ますなんて軽々しく言うなよな~と思った。しかも免疫抑制剤はシクロスポリンだという。FK506はだめなんですか。

医者の話を聞いて「自分で治してやるしかない」とますます覚悟が深まった。その点では良かったのかもしれない。ドイツ製のエサでは解決しなかったので、苦手な掃除をまめにしてみるしかないか…。今回は妻が払ったので診療費用がわからない。いくらだったか聞きたくないなあ。

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