2011年10月15日土曜日

10月15日    猫ケージにおける対称性の破れの発見

お気に入りのネズミの玩具がケージの下に入ってしまい困っているようだったので、ケージを移動させたらオモチャの塊!が出てきた。

ネズミのほかに、ペットボトルの蓋5個、パン袋を縛る針金2本、ビニール製のカエル1匹、IKEAのプラスチックのクリップ1個、丸めた広告1個、ついでにウンベラータの鉢に敷いてあるバークチップ1個。

オモチャがケージの下に入るたびに、ぎんは腹ばいで前足を突っ込んで取り戻そうと頑張る。だが逆に奥に押し込むばかり。とはいえ、ここまで溜まるとは。掃除のときはちゃんとケージを前後左右にずらして掃除機をかけていたのに。

ケージを十分動かしたつもりでも、1度も露出しない部分があるのだろう。露出部分に転がったオモチャは掃除で取り除かれるが、露出しない範囲に入ったオモチャは取り除かれずとどまる。いったんオモチャが溜まり始めると、それが障害物となって、後から来るオモチャを止める確立が上がる。だから蓄積が加速されたのだろう。

もっとも興味深いのは、おもちゃの集積場所が、ケージ中央からかなりズレた場所だったということ。ケージの作りは前後も左右も対称なのに、明らかに対称性が破れている。リビングルームの大局的な対称性の破れが、何らかの力を及ぼしてケージの動きという局所的な対称性に影響したのではないか、というのがいまのところの有力な見方だ。

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