マンションの築1年補修だった。オジサンやオバチャンやおにいちゃんたちが延べ8人もウチにやってきた。ぎんは、こんなにたくさんの他人を見るのはココに来てから初めてだ。
ケージに閉じ込めてリビングに置いといたが、警戒してしゃがんだままじっと様子を見ている。尻尾はアライグマのように太くなっている。ケージの前に無印良品タタミボードを立てかけて目隠しをしてやったら、ややリラックスして横たわるようになった。退屈になったらタタミの横から作業の様子をのぞく余裕も。だが、その表情はまだまだ厳しい。
5時間ぐらいたって補修も終盤。壁張り屋さんのオバテャンだけになると、退屈したのか安心したのか「出して~ん」と甘い声でささやくようになった。すっかりみんなが帰ったあとでケージから出すと、緊張疲れかテーブルの下で眠りこけていた。
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