2011年7月2日土曜日

7月2日  ファーストコンタクト

 マンションの築1年補修だった。オジサンやオバチャンやおにいちゃんたちが延べ8人もウチにやってきた。ぎんは、こんなにたくさんの他人を見るのはココに来てから初めてだ。
 
 ケージに閉じ込めてリビングに置いといたが、警戒してしゃがんだままじっと様子を見ている。尻尾はアライグマのように太くなっている。ケージの前に無印良品タタミボードを立てかけて目隠しをしてやったら、ややリラックスして横たわるようになった。退屈になったらタタミの横から作業の様子をのぞく余裕も。だが、その表情はまだまだ厳しい。

 5時間ぐらいたって補修も終盤。壁張り屋さんのオバテャンだけになると、退屈したのか安心したのか「出して~ん」と甘い声でささやくようになった。すっかりみんなが帰ったあとでケージから出すと、緊張疲れかテーブルの下で眠りこけていた。

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